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沖縄清明祭。お墓で行う伝統行事シーミー。重箱料理の内容は?

      2017/03/12

シーミー
沖縄では、清明に先祖供養の祭り「清明祭」が行われます。
お墓で行われる伝統行事としては、一番大きな祭りです。

沖縄の言葉では、シーミーもしくはウシーミー(御清明)と呼ばれます。

清明は、二十四節気では万物が生き生きとして清々しい季節のことを言います。

春分の次が清明で、それが過ぎると穀雨となり雨の季節となります。

そして立夏となり沖縄に暑い夏が到来します。

今回は、沖縄の伝統行事である清明祭(シーミー)をご紹介します。

出典:http://www.oki-sbreeze.com/haru.html

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シーミーって具体的に何をするの?

シーミーはもともと中国から伝わった風習です。
清明の入りから15日以内に行うのが基本とされていますが、今は休日に集まるようです。

親戚が集まり、門中墓(もんちゅうはか)にお参りし、重箱料理やお酒、お花をお供えします。
門中墓とは、沖縄では一族全員が同じお墓に入る伝統があり、小さな家ほどのサイズの大きなお墓です。

特に、代々お金持ちのお墓は、亀の甲羅に形が似た「亀甲墓」といわれ非常に大きなお墓です。
この形は、女性の子宮を模したもので、墓の入り口は産道を表しています。
人間は母体から生まれて、死ぬと母体に戻るという「母体(子宮)回帰願望」からだという考えもあります。

シーミーでお供えする料理の担当はやはり女性陣で、おばーを先頭に、お母さん、嫁、娘とみんなで協力して料理の準備をします。おばーが陣頭指揮を執って、料理の指示をしてみんなでやっています。

男性はというと、早朝から墓掃除に汗を流し、周辺の草むしりや木の枝切りなど大忙しとなります。雨の降る季節の前に、お墓の周辺を綺麗にするのは大事です。要はご馳走とお酒の前に、男性陣はひと頑張りです(笑)

沖縄のお墓の前には「清明祭」を行うための広いスペースがちゃんと設けられてあります。
ピクニック感覚で親戚が集い、三線を奏でて、泡盛を酌み交わす宴会となります。

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重箱の料理の中身はなに?

お供えする重箱料理の中身はというと、以下になります。

  • 赤かまぼこ
  • 三枚肉の煮付け
  • 結び昆布
  • 厚揚げ
  • 魚天ぷら
  • お餅

果物やお菓子などもお供えして、昔の生活に余裕がなかった頃の沖縄からするとかなり豪華なご馳走だと言えます。

普段は満足に食べられなかったので、せめて行事のときにご馳走が食べられるということがささやかな楽しみだったのですね。栄養のバランスもよさそうだし、日持ちもしそうな内容です。

暑い日でも悪くならない料理をお供えして、お供えが終わったらみんなで箸をつける。
ご先祖様にお供えした料理をお下がりで食べることを「うさんでー」というそうです。

シーミーの時は、沖縄各地や本土に住んでいる親戚一同が顔を合わせることができる一大イベントです。

久しぶりに顔を合わせて近況を聞いたり、子どもならいとこ同士遊んだりして親戚の存在を確認する絶好の機会となります。

シーミーは、ご先祖様への感謝を忘れない気持ちを、祖父母や両親、叔父叔母を通して次の世代に継承していく場でもあるんですね。

まとめ

沖縄の清明祭(シーミー)を紹介させていただきました。

お花がきれいな頃、先祖の墓に集合して、ちゃんと掃除と供養をしてあげる。
飲んで踊って歌って、素晴らしい行事だと思いますね。

でも、お墓の前でたくさん飲むと、帰るのかったるくならないんでしょうか?(笑)

まあそれはともかく、沖縄の人たちの家族愛は素晴らしいですよね?
私も沖縄の人を見習わなきゃと思いました。

シーユー!

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