上まぶたの腫れは高脂血症のサイン?コレステロール値高い人は要注意!
2017/03/12
数年前に風邪かなんかで医者にかかったときに、上まぶたの目頭に近いところの扁平な腫れ(その部分だけ色が薄い)を指摘されました。
医者によると、まぶたの腫れは高脂血症のサインなんだそうです。ただ、そのときはああそうなのかと聞いて帰ってきました。
そして、去年の健康診断で血液検査があったのですが、なんとLDLコレステロール値が基準値の上限より少しオーバーしていました。
このまぶたの腫れもずっとこのまま変わっていないし、たぶん一生このままなんでしょうけど、自戒の意味も込めてブログに記します。
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まぶたの腫れの名称は「黄色腫」
まぶたの腫れですが、別に痛くも痒くもなく、ただポッコリ隆起しているだけのものなのです。
調べますと「黄色腫」と呼ばれるものだそうです。
黄色腫の中身は、脂質を多量に取り込んだ泡沫細胞が真皮内に浸潤したものということです。
で、泡沫細胞って何か調べると、血液中のマクロファージ(貪食細胞)が大量の悪玉コレステロールや脂肪性物質を取り込み泡状になった細胞とのこと。
要するに、悪玉コレステロールやら油まみれの細胞がまぶたの皮膚の下に集まったって感じですかね。
さらに、この泡沫細胞は活性酸素を発生するのと、アテローム(粥腫)と呼ばれる、中がドロドロした塊の元にもなり、血管の壁にくっつくことで動脈硬化を悪化させてしまうんだそうです。まあ怖い。
話を元に戻すと、黄色腫は美容外科で治療は可能だそうですが、高脂血症を改善しない限りまた再発してしまう可能性が高いということです。
なので、根本的な治療法としては、体質を改善することです。
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痩せているのに高脂血症?改善策は?
私みたいにBMIは20程度なのに高脂血症という人は世の中にたくさんいると思います。
BMIとは、体重を身長の2乗で割ったもので、肥満度のチェックに用いられます。
肥満の判定基準として「18.5以上25未満」であれば問題ないとされます。
つまり、170cmで70kgの人は、70÷(1.7X1.7)=24.2
24.2だと肥満に限りなく近い、というように(笑)
痩せてても高脂血症になるのは体質によるものというしかないと思います。
体形がどうであれ、身体のサイン(まぶたの腫れ)やコレステロール値が高いのであれば、高脂血症を認めるしかありませんね。
では、高脂血症の改善策はあるのでしょうか?
それは、肥満を解消するときの方法と共通しているかと思います。
- 脂肪分の多い食べ物を減らす
- 塩分の多い食べ物を減らす
- 野菜類をよく食べる
- カルシウムの多い小魚をよく食べる
- 間食・夜食・早食いの習慣をやめる
- 運動をする
以上のことを生活の中に組み込んで、地道に努力していく必要があると思います。
まとめ
まぶたの腫れから始まって、高脂血症についてお話ししました。
食事に関してですが、家庭を持っているご主人はなかなか奥さんにこうしてと言えないのではないのでしょうか?
もし、言いづらいのでしたら、健康診断の結果を見てもらうなりして、奥様の理解を得ることが重要かと思います。
脂肪分、塩分を控えて、野菜や小魚を摂り、食べる時間を見直し、適度に身体を動かす。
以上のことに気を付けて、やっていきましょう!
P.S. 続編「脂質異常症(高脂血症)に効く食事は?薬よりも食事療法!」を投稿しましたのでご覧ください。
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