母の日参り。お墓にカーネーションをお供えしていい?色は白限定なの?
2017/03/12
小さいころ、母の日になけなしの小遣いをはたいてカーネーションをプレゼントした経験はありますか?
私も小学生の頃、一度はカーネーションを贈ったのですが、それ以降の記憶がありません。
今思うと、なんて親不孝な子どもだったのでしょうか。
今は亡き母ですが、お墓がある場所が遠距離なので母の日参りができません。
なので、家の中の祭壇にお花をお供えしようと思います。
今回は、お母さんが天国にいらっしゃる方と気持ちを共有したいと思います。
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お墓にカーネーションはあり?
ありです。
色は、「亡くなった母親には白いカーネーション」というのが慣習ですが、白に限定しなくても良いです。
白いカーネーションはお約束で入れるとして、あとはユリ、デンファレ、トルコキキョウ、カスミ草など白ベースのお花はマッチングが良く綺麗に見えますよね。
お母さんが好きだった色のお花を手向ければ良いということです。
個人的におすすめなのが、白とピンクのカーネーションをベースに、さきほどの言った白ベースのお花1~2点と緑の葉物1~2点を加えるのが見栄えが良いです。
お墓の花立に入れられる本数にするのもポイントです。自宅の仏壇の場合はここぞとばかりに豪華に飾れますが。
お墓に着いてからお花を切りそろえるのも大変ですので、あらかじめ自宅で長さを切りそろえてから輪ゴムで茎を巻いて、ティッシュに水を湿らせたものを茎の断面に巻いていきましょう(花立に入れる前に取ります)。
母の日にカーネーションを携えてお墓参り
まずお墓参りの日ですが、母の日は日曜日なので、サービス業の方は行けない方も多いかと思います。
ですが、お参りするという行動が重要なので、母の日に近い日でしたら問題ないです。
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母の日は亡き母への感謝から始まった
生前は、母の日を年中行事として迎えていた方でも、お母さんが他界してしまってから、母親のありがたみを深く感じることでしょう。
また、プレゼントを贈る相手がいたことが何事にも代えがたい幸せだったと思うのではないでしょうか。
母の日は、20世紀の始め、アメリカのアンナ・ジャーヴィスさんが墓前に白いカーネーションを手向けたのが由来とされています。
白いカーネーションの花言葉は「亡き母をしのぶ」というものなのです。
5月の第2日曜日を「母の日」と制定したのはアメリカの議会で、それが世界中に広まり、日本に伝わったのは大正時代のことでした。
母の日というのは、亡き母への愛情と感謝の気持ちを表す日であり、お母さんの想い出にどっぷりと浸ることが出来る素晴らしい日です。
まとめ
今回はお母さんが亡くなってしまっている場合の母の日の迎え方についてご紹介しました。
お彼岸やお盆などはお墓参りの機会として浸透していますが、この機会に母の日参りも加えてみてはいかがでしょうか。
母の日の起源がもともとお墓参りだったので、むしろ当たり前という気もしないでもないですけどね。
母の日参りの際は、ぜひお花のアレンジをして手向けてみてくださいね。
天国のお母さんもきっと喜ぶとおもいますよ。
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