浅草三社祭の日程と見どころは?刺青の人や喧嘩は怖くない?
2017/03/12
「三社祭」は東京都台東区浅草にある浅草神社の例大祭で、通常は毎年5月第三週の金・土・日にわたって行われます。
2016年は、当初予定されていた日程が諸事情により変更となりました。
2015年度は3日間の動員数が約185万人というからすごいですね。
浅草三社祭の日程と見どころについてお伝えいたします。
「火事と喧嘩は江戸の華」とはよく聞く台詞ですが、やっぱ怖いですよね(笑)。
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三社祭の日程はどう変更になった?見どころは何?
当初は、平成28年5月20日(金)・21日(土)・22日(日)だったのですが、
平成28年5月13日(金)・14日(土)・15日(日)に変更になりました。
変更になった理由は、2016年伊勢志摩サミットが5月26日と27日に開催されるにあたって、危険回避策とのことです。なんだか良く分かりませんが(笑)。
さて、三社祭の大まかな日程です。
【5月13日(金)】
三社祭の見どころは、なんといっても名物の「大行列」です。
(雨天の場合は中止)
1日目午後1時に開始される大行列は、お囃子屋台、鳶頭木遣り、浅草芸者、田楽「びんざさら舞」や獅子舞、白鷺の舞などが浅草の町を練り歩きます。
びんざさら舞の「びんざさら」とは、「編木」「拍板」などと書き、竹や木でできた楽器で田楽系の踊りに用いられます。
行列の中で、アコーディオンのように開いたり閉じたりしているのを見かけたならば、それが「びんざさら」です。
びんざさら舞は、五穀豊穣を祈願して行われる田楽(田植え行事から発した伝統芸能)の一種です。
行列の大まかなルートは、以下のとおりです。
・浅草見番(芸者さんの本拠地)午後1時
↓
・ROX
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・マクドナルド通過(デッキが特等席)ここでの観覧はお勧めです
↓
・雷門
↓
・仲見世(この途中で白鷺が羽を広げるのが見どころ)
↓
・浅草寺境内あたりで行列は解散。午後2時
午後2時20分~3時 びんざさら舞奉納
午後3時30分 各町神輿神霊入れの儀(かくちょうみこしみたまいれのぎ)
【5月14日(土)】
午前10時 例大祭式典(れいたいさいしきてん)
正午 町内神輿連合渡御(ちょうないみこしれんごうとぎょ)
午後4時 奉納舞踊(神楽殿)
午後5時 巫女舞奉奏(神楽殿)
【5月15日(日)】
午前6時~ 宮出し→本社神輿各町渡御(ほんしゃみこしかくちょうとぎょ)→宮入り
午後2時 巫女舞奉奏(神楽殿)
午後3時 奉納舞踊(神楽殿)
午後4時 太鼓奉演(境内)
午前11時~午後6時 雷門通りから馬道通りにてお祭り広場を開催 ※交通規制有り
宮入り後 本社神輿御霊返しの儀(ほんしゃみこしみたまがえしのぎ)
アクセス
地下鉄/東京メトロ銀座線浅草駅から徒歩7分
地下鉄/都営地下鉄浅草線浅草駅から徒歩7分
東武線浅草駅から徒歩7分
つくばエクスプレス浅草駅より徒歩10分
浅草神社
〒111-0032 東京都台東区浅草2-3-1
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三社祭は刺青の人とか喧嘩が怖い?
確かにお神輿の担ぎ手の人が背中に絵が描かれてあったりしましたね。
指定暴力団の人たちが各町御輿連合を組の宣伝に利用しているなどの問題もあったようです。
三社祭で御輿を担ぐ同好会30数団体のうちで、約7割が暴力団員が代表になっているとの2007年の警視庁の発表もありました。
ですが、2015年からは暴力団排除の観点で「担ぎ手は刺青の人禁止」というルールが設けられました。
今までにも、組員が御輿の上によじ登ったり様々な迷惑行為があったのでどんどん厳しくなってきているようですね。
ただ、お神輿渡御の最中などに勃発する喧嘩はいまだにあるようです。
三社祭を一観客として観に行くならば、安全な場所かつ逃げ場がある場所で観覧することをお勧めします。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
大行列は観てみたいと思いましたか?
帰りは最寄りの駅は混雑しますので、近隣の駅から乗ることを考えたいですね。
江戸の情緒が色濃く残る町・浅草の初夏の風物詩である三社祭。
ぜひとも祭の熱気を体感しに足を運んでみられたらと思います。
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