春分の日2016年はいつ?お彼岸の意味とお墓参りの仕方
2016/01/18
「暑さ寒さも彼岸まで」といわれます。
春のお彼岸は、毎年3月21日ごろですが。。。
国立天文台が毎年2月に翌年の「春分の日」と「秋分の日」を決めて、官報で公表しているということです。
前年の2月にはじめて春分の日と秋分の日は決まるのですね。
2016年の春分の日は3月20日。
したがって、お彼岸の期間は3月17日~3月23日となります。
春分の日が彼岸の中日(ちゅうにち)でもあります。
このお彼岸の中日(春分の日)の前後3日を含む7日間に行う仏事を、
「彼岸会(ひがんえ)」と呼びます。
お墓参りやお坊さんにお経を上げてもらうことは彼岸会なのです。
春分・秋分の日の太陽は、真東から上がって真西に沈みます。
極楽浄土は西にあるという、仏教の浄土思想(じょうどしそう)と、
春分・秋分の日が一緒になってお彼岸という日本独特の行事が生まれました。
そんなお彼岸の意味やお墓参りの作法について調べてみました。
出典:http://tanegomi.com/archives/8695
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お彼岸とは、先祖がいる向こう岸という意味

出典:http://wakuwaku-j.xyz/post-1026/
彼岸というのは仏教用語で、悟りを開いた者たちがいる向こう岸という意味です。彼岸に対して、此岸(しがん)という言葉があり、煩悩や迷いに満ちた私たちのいる世界を意味します。
彼岸はもともと、この世から彼岸へ渡るための修行を積んだり、行いを慎むための期間だったのですが、いつの頃からか春分の日や秋分の日と結びついてご先祖の供養をする日になったと言われています。
また、彼岸は「日願」と表記されていたといわれ、農作物を育ててくれるお日様に感謝を捧げる大事な期間だったのです。
お墓参りで用意するものは?
お墓参りで用意するものは、生花(スーパーで買うと500円程度と安い)、お線香、ろうそく、マッチかライター(火が点かないと指が熱くなるので柄の長いライターがおすすめ)、数珠、お供え物(お菓子や果物、故人の好きだったもの)。お線香やろうそくは100円ショップで売っているので十分です。
あと、水桶とひしゃくはお墓(霊園)にある場合が多いので借りればよいと思います。
コケとか汚れの酷い場合は、歯ブラシや洗車用ブラシがあると便利でしょう。
花の長さを揃えるためのハサミもあると便利でしょう。
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お墓参りの作法について
お墓参りに複数で行くときは、故人に縁の深い順番で拝むのが正しいです。
1.お墓の周囲を掃除する。雑草が生えていれば抜き、墓石を雑巾がけします。
2.生花と供物をお供えしたら、墓石の上からひしゃくで水をかける。
3.最初にろうそくに火をつけて、その火でお線香をつけて香炉に置く。
4.合掌し最後に一礼をする。
まとめ
太陽が真西に沈む頃、ご先祖様のいる彼岸を思いながら、穏やかな春の日をお墓参りをして過ごすと、心まで穏やかになりますよね。
お彼岸の意味とお墓参りの作法について簡単にお話しさせていただきました。
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